自給自足

自給自足生活のピット式トイレとは何か?

自給自足生活をしている人たちは、トイレはどうしているのだろうか?山奥になると下水も整備されていないだろうし、汲み取り式でやっているのだろうか?

そもそも、完全自給を目指す人は公共の水道施設も究極は使わず、自前でやっているのだろう。

そこで今回は自給自足生活をしている人たちが、どういう風にトイレを使っているのかを調べてみた。

ピット式トイレ

まず紹介するのが、ピット式トイレだ。英語ではピットラトリン(pit latraine)というらしい。

仕組みは簡単で、深さ3メートル程度の穴を掘り、そこの上に板などをのせて便座を設置する簡単な仕組みだ。

発展途上国の一部では、現在でもこの仕組みのトイレが使われているという。

 

地下水汚染のデメリットがあるため、飲み水の採取場には設置しないのが基本。WHOによると、井戸や川から10メートル以上離すのが基本とされている。

穴の深さは3メートル。糞尿が地上まで0.5mの深さまで溜まったら土で埋めて新たなトイレを作るらしい。

水道などが近くまで来てない山の中で生活する場合、このピット式トイレをつくっていけばよい。

コンボストイレ(バイオトイレ)

堆肥トイレ。水を使わない。トイレ使用後に、もみ殻、米ぬか、おがくず、落ち葉などを降りかける。その場で分解を促す場合と、コンボストステーションを作って、そこで排泄物を集めて分解するタイプがある。

自給自足生活者は電気式などは使用せず。シンプルにバケツや缶などに排泄物を出して、貯めて堆肥などにするようだ。

トイレットペーパーはどうしているのか?

青森県で0円生活実践をしている田村余一さんは、葉っぱでお尻をふいているようだ。葉っぱが無い冬はトイレットペーパーを使うこともあるようだが、それはウンコとは別にして燃料として燃やしているという。

その他の方法など今後また調べて、追記していく。