こちらの記事では、軽貨物ドライバーやフーデリ専業などの個人事業主と確定申告について解説していきます。
目次
■そもそも「確定申告」とは何か?
個人事業主となり、軽貨物やフードデリバリーの仕事をすると売上があがります。そこから経費を除くと「事業所得」が残ります。これは、とりあえず「利益」とか「手取り」と思っても大丈夫です(細かくは全部違いがあります)
すると毎年、税務署に書類を提出して、それから所得税などを納める必要がでてきます。
ただし、事業所得が48万円以下の場合、納税の義務は無いので、確定申告する必要はなくなります。(注意・48万円以下や赤字の場合であっても、確定申告はやったほうがいいです。後で詳しく解説してあります)
通常、普通に働いていたら48万円以上の事業所得は残るので、軽貨物で稼働している人はほとんどの場合が、確定申告の対象となります。
■赤字でも確定申告した方がいい理由
赤字の場合、申告は不要となります。しかし、確定申告しておくと「純損失の繰越し控除」という制度が使えるようになります。これは赤字額を3年間繰り越して、黒字となった年の売上と相殺することができるという制度です。ですから赤字になった場合でも、通常、事業主は確定申告をやっています。
そしてこの確定申告ですが、商業高校や専門学校に通っていなければ、通常ほとんどの人は教育されてないので、どうやっていいかわからない場合がほとんでです。そのため、ゼロから自分で学んでいくか、専門家の税理士などのプロに依頼することになります。
素人が、全く知識の無い状態から書類を作成するのは、正直、大変な作業といってもいいでしょう。
しかし、これは一昔前の話で、実は今はインターネットとパソコンの発展のおかげで、知識ゼロのド素人でも、自力で確定申告が可能なのです。実際に軽貨物ドライバーの多くの人が自力で申告しています。
具体的には、パソコンのソフトやクラウドサービスを使えばいいのです。それを使うことで確定申告の問題を解決することができます。
以下では、詳しく説明していきます。
■確定申告を自分でやるメリット
軽貨物ドライバーが確定申告する場合、税理士などのプロに依頼するのが一番簡単で確実な方法です。
それは間違いありません。
しかし、当たり前ですがお金がかかります。
確定申告のみを依頼すると、2024年現在の相場は、だいたい安くて10万円程度です。逆に10万円で全て引き受けてくれる税理士がみつかれば、ラッキーな方だと思います。
よくあるパターンは確定申告のみの引き受けはしておらず、毎月のある程度の顧問料+確定申告、という顧問税理士として契約する場合も多いので、プロに頼むとそれなりの金額となることを知っておいて下さい。
お金はかかりますが、安心・確実なのは間違いありません。
■パソコンソフトを使えば、知識ゼロからでも自力で確定申告できる!
税務のプロに頼めば楽ですが、実は個人事業主レベルの会計なら、特に軽貨物ドライバーやフーデリ専業でしたら、そこまで知識がなくても、ポイントさえ分かれば、自力で確定申告は十分可能なのです。
実際、手書きでノートにお金の出入りをつけておいて、時期がくればそれをまとめて紙に書いて提出している人もかなりいます。アナログタイプ申告です。
お金の出入りのパターンに変化が少なければ、一回申告してしまえば、次の年からは流れ作業のようにできるので、10万から20万円かけて税理士にお願いしなくても大丈夫なのです。
利幅が多い仕事や複数の事業を掛け持ちしている場合なら、税務のプロに依頼も選択としてありですが、時間と体力を削って必死で稼いでいるドライバーさんには、コストを減らしてできる方法をおすすめしたいのです。
■無料で使えるソフト・サービスあり(初年度限定ですが)
実は無料で使えたり、確定申告まで完了できるソフト・サービスも結構あります。
最初の一年間無料でお試しで使えるソフトもあります。解約の縛りもありません。
使ってみて嫌なら解約できるのです。ですから、一回で使用して、次の年に就職してサラリーマンになれば、実質完全無料でソフト・サービスが使用できるのです。
試さない選択肢はありません。
↓↓↓ こちらがおすすめの会計ソフトです。
■ソフトを使って自分で確定申告をやる最大のメリット
ソフトを使うと、e- taxや郵送で送るので、税務署に出向く必要がありません。
つまり、家の中だけで完結してしまうのです。
さらに e-tax の場合、申請するだけで10万円程度控除が上乗せされますので、かなりお得になります。
10万円控除されるとは、納める税金の額が少なくなるということです。
■まとめ
簡単、初年は無料、税務署に行かずに青色申告できる。
メリットしかありません。
それに今の時代、情報はあふれていますので、どのソフトを使っても電話やチャットでサポートがあるので、わからないところは無料で質問できます。
一回やってみれば、あとはドンドン楽になります。
日本国民として納税は避けれれません。ぜひ会計ソフト・サービスを試してみて下さい。