はるか昔、古代から「占い」は行われていました。日本では「令和」の時代に入っていますが、「占い」は存在しています。
横浜中華街、新大久保などには、占い屋さんが沢山います。
地方でも、ショッピングセンターの片隅にありますし、今はネットを検索すれば、在宅リモートでやっている占い師はゴロゴロ出てきます。
ビジネスの市場としても、浮き沈みや規模の拡大縮小はあるものの、占いビジネスはある一定の規模でずーと存在しています。
そんな中、皆さんの関心の一つにあるのが「本当に占いは当たるのか?当たらないのか?」「占いは実際の生活の問題を解決できるのか?」という点だと思います。
私は20代で占いに関心を持って、いろいろと学んできました。占い教室にも数か所通いました。占いの本、テキスト、DVD,PCソフトも買いました。多くの時間とお金を使ってきました。専業ではありませんが、街頭で占ったり、イベントのブースで占いをやったこともあります。そんな私ですが、今回のブログ記事では「占いは当たるのか?当たらないのか?」そのことについて私なりの意見を書いていきたいと思います。
実際の生活で「占い」が使えるようになるには
実際の生活の中に「占い」を取り入れて、幸せな使い方をするためには、大きく分けると二通りの占い習得法があると思います。ひとまず「占いの当たる、当たらない」は置いておいて、生活の中に占いを取り入れて、人間関係や仕事がうまく運ぶように使う方法、というか使い方はあると思います。
そのためには、占いを「どうやって身に着けていくか」ということが大切だと思います。占いを学んでいくのに大きく分けてですが、2つのルートがあると思います。一つが「理論」を中心に学び、暗記していく方法です。
これは占いの本や、動画などを見て、その理屈や理論を頭から記憶していく方法です。頭からすべて教科書を暗記していくイメージです。
もう一つの方法が「象意」から習得していく方法です。「象意」というのは、例えば、中国発祥の四柱推命では、比肩という星がありますが、これは古典的には「競争心が強い」
という特性がある星(通変星)とされています。
こういった特性のことを「象意」と呼んでいます。
簡単に説明するとこんな感じになります。
西洋占星術を例にすると、
金星には「派手」とか「華やか」という特徴があるとされていまが、
こういった特性のことを「象意」といいます。
この「象意」を実生活からくみとって占いを習得するという方法があります。
そして、気をつけなければならないのは、
本屋で市販されている、いわゆる一般の占いや
運命学の本はほとんどが理屈の本だという点です。
また街中で開業している占い師や、
ネットを使って活動している占い師も、
そのほとんどが理屈を中心とした鑑定をしています。
ところが、占いを使って「人の開運」について、本気で取り組もうとすると、
実は「象意」を中心にした鑑定ができることが「理論」より大切なのです。
なぜかというと、真面目に占いに取り組むと、
誰でも必ず「古典的な占いの理屈は使えない!」
という壁にぶつかるからです。
ここで気を付けていただきたいのは
「理屈はあてにならない」ということです。
占いの理論は、それは大層な面持ちでやってくる
占いの理屈や本、看板などは、本当にたいそうな面持ちでやってきます。
・中国4000年の究極の教え
・〇〇流に口伝されている秘密の教え
・古代ユダヤ カバラの秘伝
などです。
このことは、実は占いに限らず、他の分野にも共通して言えることです。
株式投資、学校の勉強、ビジネス理論、宗教の教義、政治イデオロギー
なども一緒です。
「本当に正しい理論」とか「本物のロジック」が、
「大層なありがたい教え」
こういうものが 目の前に現れてきたら、注意を払って下さい。
本当に使えるものかどうか、見分けられないと
大変なことになってしまいます。
100%完全に正しいものなど、実はこの世界には無いのです。
このことを前提に、占い理論と付き合って下さい。
「天中殺の期間に不幸が起こる」
「土星のアスペクトの影響で悪いことが起きる」
こんな恐怖を誘発するような教えを真に受けないで下さい。
「へー、そうなの。そういう見方もあるのね」 といった感じで、
横にスルーする感じでつきあって下さい。
占いマニアで開運していない人の特徴
“占いの理屈には詳しいが、実際の生活は開運していない”という
人は山ほどいます。そして、そういう人には共通点があります。
彼らは、占いや運命学の理屈をしゃべらせると何時間でも
しゃべり続けるのですが、その会話に実生活と結びついた象意が
ほとんど出てこないという特徴があるのです。
占いの本を買って学んだり、教室に行って学ぶ人も沢山いらっしゃると思います。こちらのブログでは「とりあえず一通り学んだけどよくわからない」「軽く本を読んだが矛盾ばかりでよくわかない」という方向けの内容となっています。占い本を一冊も読んだことの無い超初心者の方は、いろいろ動画や教材、サイトなどありますので、まずはそちらをご覧いただいてから読んでもらうと参考にしていただけると思います。