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占いは当たるのか?四柱推命のかんたん鑑定法⑪壬

続いて、十干の「壬(みずのえ)」について解説していきます。以下の内容を吸収していただければ自分自身を分析したり、より実践的な鑑定ができるようになると思います。

四柱推命の壬の人の特徴は?

壬のメインキーワードは「真っ向勝負」です

人物のイメージは「戦略を立てて敵を追い込む軍人」です。

【水】(壬癸)共通の特長 「頭がよい」といわれます。この場合の「頭がよい」とは勉強ができるというより、この世を渡っていくのに必要な知恵や直感が鋭い頭のよさを持っています。やみくもに前進していくのでは無く、一知恵働かせて進んでいきます。人との付き合い方が「友人」のような関係となる傾向があります。「友人」は血縁関係は無いので、深いところでつながるというよりは、割合サッパリとした人間関係となります。“来るものは拒まず、去る者は追わず”といった感じとなり、常にチームで取り組むというより、独立独歩です。スポーツでいうと、野球やサッカーよりは、スキーや陸上競技など個人で競う種目のほうが、しっくりきます。

壬の特長としては、
「真っ向勝負」、頭の回転が速く、活動的で衝突を恐れません。多趣味多才です(心身が健康な場合)、比較的、運の上がり下がりが激しいです。ジェットコースターのような人生を送る人もいます。

図 1

メインキーワードは「真っ向勝負」です。

図 2

さらに詳しく特性を陽(活動や行動)と陰(内面や性格)から細かくみると上図のような特徴があります。

図3

さらに陰陽、実(健康な状態、波動が高い状態)、虚(病んでいる状態、波動が低い状態)の特徴を見ていくと上図のようになります。

エネルギーが大きく、元気なときの「壬」の特長

【陽(行動)】
限界を越えて勝ちにいく、すぐにケンカになる、瞬時に判断して方向転換できる、いつでも臨戦態勢、先の先まで考えて準備できる、威圧する、敵は多い

【陰(内面)】
向上心が強く修行好き、時代の先を読む、スピード感がある、仕返しは倍返しする、常に改革したい思い

エネルギーが小さく、病んでいるときの「壬」の特長

【陽(行動)】
ケンカから逃げる、投げやり、強そうな人に媚びる、同じ失敗を繰り返す、人に合わせる

【陰(内面】
弱いものいじめをする、向上心がなくウジウジしている、新しいことに挑戦しない、負けるといつまでも恨む、変化を嫌がる、陰湿な仕返しをする

日干が「壬」の有名人
ナポレオン、小泉進次郎、徳川家康、吉田松陰、渡辺直美、戸塚宏(ヨットスクール)、村上春樹、ダルビッシュ有、藤田晋(サイバーエージェント)、小池百合子、麻原彰晃、上杉謙信、乃木希典、賀川豊彦(クリスチャン)、司馬遼太郎、長嶋英雄、湯川秀樹

つづく(次は「癸(みずのと))」