占い

占いは当たるのか?四柱推命のかんたん鑑定法⑫癸


続いて、十干の「癸(みずのと)」について解説していきます。以下に書いてある内容を吸収してもらえれば、自分自身を分析するときや人間関係に困ったとき、相手の行動が理解できないときに参考になりますので、読んでみて下さい。

四柱推命の癸の人の特徴は?

癸のメインキーワードは「変化球勝負」です

人物のイメージは「ポーカーフェイスで懐に小銃のヒットマン」です。「ゴットファザー」という有名な映画がありますが、マフィアのボスを殺害するために主人公の一人が、上着にピストルを隠して、何食わぬ顔で乗り込んでいくシーンがありますが、そんなイメージです。

【水】(壬癸)共通の特長としては「頭がよい」ことが挙げられます。。実際の人物にもそう感じる人が多いです。この場合の「頭がよい」とは単純に学校勉強ができるというよりは、世の中を渡っていくのに必要な知恵や、直感の鋭さのことです。やみくもに前進していくのでは無く、知恵をクッションとして働かせながら進んでいきます。人との付き合い方は「友人」がキーワードとなります。「友人」は血縁関係は無いので、深いところでつながるというよりは、サッパリとした人間関係となります。“来るものは拒まず、去る者は追わず”といった感じの人となります。グジグジ恨みを持ち続けるタイプではありません。仕事の仕方などもチームで取り組むというよりは、独立独歩型です。スポーツでいうと、野球やサッカーよりは、スキーや陸上競技など個人で競う種目のほうが、しっくりきます。

癸の特長としては、
「変化球勝負」がキーワードとなります。頭の回転が速く活動的で衝突を恐れませんが、壬に比べて表面からは、そのことが分かりづらいという特徴があります。強情な面があり、人生は屈折が多いとされています。

図 1

メインキーワードは「変化球勝負」です。

図 2

さらに詳しく特性を陽(活動や行動)と陰(内面や性格)から細かくみると上図のような特徴があります。

図3

さらに陰陽、実(健康な状態、波動が高い状態)、虚(病んでいる状態、波動が低い状態)の特徴を見ていくと上図のようになります。

エネルギーが大きく、元気なときの「癸」の特長

【陽(行動)】
常に情報を集めている、知識を得るのがとても楽しい、マイペースを保つ、用意周到、目上でもケンカを売る、あきらめない、完璧主義

【陰(内面)】
冷静にものごとを判断、人は皆平等という公平な心、勝つまであきらめない、自分は特別、内面に闘争心を秘めている

エネルギーが小さく、病んでいるときの「癸」の特長

【陽(行動)】
虚飾のために知恵を使う、自分で体験しようとしない、知的好奇心が無い、目上に媚びを売る、計画を実行しない、完璧を求めない

【陰(内面】
人と張り合う気持ちが無くなっている、ひねくれてウジウジしている、すぐにあきらめる、はったり、ひねくている

日干が「癸」の有名人
高杉晋助、谷口雅春(生長の家)、明石家さんま、松下幸之助、瀬戸内寂聴、赤塚不二夫、タモリ、マザーテレサ、習近平、後藤新平、ラサール石井、伊藤博文、立川談志、宮崎駿(ジブリ)、吉田茂、千代の富士、桑田佳祐

つづく(次は予定未定で「西洋占星術」です)