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ある元女性中学教師の命式・ホロスコープを観てみる

この命式、ホロスコープは元中学校教師の主婦の命式です。

四柱推命の命式を観てみる

四柱推命の命式を観てみると、この女性は日干が「庚」です。庚といえば「強引」「損得勘定」がキーワードですが、実際のこの方も強引なところがあります。良くもも悪くも人の言うことを聞きません。自分が「こうだ」と思ったものについてはガンガン進んでいきます。そして進み方は大雑把です。開拓力はありますが協調性は無いほうです。年干にも「庚」があるので、庚の強引さは更に強まります。

日干「庚」が月干「丙」的なものを目標にして進むという見方、自分の好きなものに関してはものすごい集中力を発揮していきます。この方の場合、歌を唄うことでした。小学生のときに合唱に出会ってから歌うことが好きになり、そのまま自分の好きな「歌」を仕事にしながら生きていけるもの、ということで音楽の教師になりました。普段の生活ぶりは大雑把でだらしないところもありますが、歌うことに関してはどんなにつかれていても積極的に参加していきます。普段はの月の猛暑の時期は、暑さが苦手ということで、朝からクーラーがガンガン効いた部屋にこもって家から一歩もでませんが、合唱サークルの練習のときだけは自転車で30分かけて真夏の日差しを受けながらもセッセとで出かけて行きます。人間は目的があると行動できますが、目的が無いと行動しないのがよくわかります。

 

ホロスコープを観てみる

ホロスコープを観てみると、太陽は10ハウスのてんびん座に入っています。10ハウスは職業・社会的な地位の場所です。太陽サインは後天的に獲得していくもので、その人が目指すべき人生の指針になるといわれています。しかしこの方の場合、現在主婦ですので、社会的にてんびんの太陽を使っていくという感じにはなっていません。日常の端々に、その片鱗が顔を出すといった感じが実際です。

てんびん座は他人の反応にかなり敏感で、どういう見られ方をしているかが気になるといわれますが、確かにこの方は、いわゆる「外面がよい」という感じで、一見よい人にみえますし、人当たりがよいですが、意外とつきあいは広く浅い感じとなっています。また、てんびん座には「公平」とか「平和主義」の意味もありますが、これは裏を返すと「公平で無いことには納得できない」となり、自分が不当な扱いを受けたと感じると、敏感に反応して攻撃してきます。本当に公平かどうかが問題というより、自分自身の独自の基準があるため、その点が悪く出ると周囲との衝突が起こります。

四柱推命の命式と合わせてみても、この方は周囲と仲良く円満にやっていくというより、衝突しながら人生を貫いていく感じとなっています。

 

月の様子を観てみる

月を見てみると、土星と0度アスペクトとなっています。