「自分は何もの?」のヒントになる占いの使い方
世の中にはいろいろな人がいます。すぐにカッと頭にきて、周りに怒りの波動をまき散らす人。すぐに怒鳴り、大きな声を出します。他人を威嚇して、自分の思うようにコントロールしようとします。そうかと思えば、おとなしい人もいます。感情の振れ幅がもともと小さいとか、少々の出来事には動じない人です。その中でも表面的にはおとなしそうに見えて、内面では巨大な怒りを抱えこんでしまうタイプの人もいますし、心底穏やかな人もいるものです。
活動的で常に動き回って、遊びまわって家に帰ってこない人がいます。そうかと思えば家にこもって本を読んだり、ゲームをしたりしてじっとしているのが好きな人もいます。
同じ人物でも常に同じ、というわけではなく、ある時は外に出回ったり、ある時期はひきこもりがちになったり、と一人の個人でも時期によって性質が変わってくるように思うときもあります。
人類は歴史を積み重ねる中で、こういった多様な性格の分類をしてきた歴史があります。最少は二分類、積極と消極とか、外交的とか内向的とか、最大は無限です。細かくしようとすれば、人の数だけ分類することはできます。
その中で、四柱推命や占星術という占いは、経験が積み重なってできたものなのか、啓示的に与えられたものが起源なのかよくわかりませんが、2020年の現代でも存在しているのが現実です。
自分という人間が何者なのか?何が長所なのか?こういった疑問を解決するためのツールとして「占い」は使えると思います。
占星術は人間の性質を10分類して、天体であらわしています。そして、その天体の特長をさらに12星座で特徴を解説しています。今回は歌手の浜崎あゆみさんについて見ていきたいと思います。
浜崎あゆみさんのホロスコープの特長は?
1978年10月2日19時 福岡県生まれ
ホロスコープを見ると、天体のほとんどがMC-ICラインの右側・西半球に集中しています。これは自分自身の意思というよりも、相手や周りの影響や作用によって運命が塗り替えられていく人生の持ち主といえます。一見すると、どんなに自分の意志や行動で運命を切り開いているように見えても、実際には人生の最終的な選択権、決定権は相手や周囲の側にあり、自分自身は人形のようにステージで踊らされているというのが、本当の姿であると出征図は予告しています。
またこの場合、「てんびん座」に太陽・月・水星と三つの天体が集中しています。太陽サインと月サインが同じところにあるので、これは社会生活でも私生活でも、何らかの相手とのバランスを図ろうとしますし、「相手に合わせよう」「周りと合わせよう」という傾向があることをあらわしています。太陽と月が0度で一体となっているのは、社会生活が私生活に持ち込まれることを表しています。両方を完全に切り離すことは難しいタイプとなります。
太陽と月の一体化は、仕事を優先してしまうと家庭・家族が失われ、プライベートの恋愛や結婚を優先してしまうと仕事や成功が失われてしまうといったジレンマを生み出す傾向があります。そのため仕事と家庭が分離できないので、職場と家庭が一体化しているとか、仕事上のパートナーがプライベートでもパートナーとかいう場合は矛盾ないので楽な人生を送ることができるでしょう。
また結婚を表す、第7ハウスに、火星と天王星があります。火星は攻撃とか行動を表し、天王星は改革や自由の意味がありますので、結婚は衝動的なものになる傾向があり、結婚という枠組みに対しての天王星は矛盾やストレスを感じさせるものになってしまうことが暗示されています。
太陽と水星の0度アスペクトは、水星の几帳面さが強まるので、神経質なところが出てきます。月と水星の0度アスペクトも神経の繊細さ、勘が鋭いことを表しています。
また太陽は火星と土星と30度アスペクトで小三角形をつくっています。これは第6ハウスの太陽に影響を及ぼし、心身に課題を与えて、病気や怪我をもたらしやすく、身動きできない状況を創り出しやすい傾向があります。
また第7ハウスにある金星と天王星の0度アスペクトは、愛情や恋愛面で突然の出会いや別れがあることが暗示されています。