マントラ

最強のマントラ「ガーヤトリーマントラ」の効果と唱え方

人生の困難にぶつかったときお役に立てるかもしれないものとして、以前もご紹介したのですが、最強のマントラとも言われる「ガーヤトリーマントラ」をご紹介したいと思います。

「マントラなんて効果あるの?」と疑いの気持ちになるのは分かります。ただ、ただ、いろいろ試して、努力もしてみた、それでも空回りしてしまう。岡崎体育ではないですが「何やってもあかんわ」
といったところに辿り着いた方にはぜひ一度試していただきたいのです。

マントラを唱える効果

・全てのヴェーダの恩恵を受けることができる。
(ヴェーダとは簡単に説明すると、古代インドから伝承されてきた宇宙の智慧の集まりのことです)
・困難を切り開くことができる
・激情を治め、こころを愛で満たすことができる
・内なる目が開く
・理性と直観力が鋭くなる
・身体の調子がよくなる

日本でははっきり言ってマイナーですが、インドではマントラを唱えるのは日常です。あのインド独立の父といわれるガンディーさんもガーヤトリーマントラをはじめ、いろいろとマントラを唱えていたようです。

ガーヤトリーマントラとして有名なのが、サティア・サイババさんが紹介したものです。それが「リヴ・ヴェーダ」3巻62章10節のサヴィトリ賛歌です。ただしガーヤトリーマントラを幅広くとらえると他にも数種類あります。というのも「ガーヤトリー」というのは、もともとは音節の数のことで、8音節×3行(計24音節)の音韻にのっとったマントラは全てガーヤトリーマントラになります。この音韻のガーヤトリーが後に神格化して、ガーヤトリー女神が誕生したとされています。

サカーマ・ガーヤトリーというマントラもあり、こちらはガネーシャやシヴァ、ビシュヌなどいろいろな神様ごとに24種類のマントラを唱えるものです。。

サティアサイババさんが紹介しているマントラは、「サーヴィトリー女神」に対して捧げるもので、この神様は「太陽の神」とか、「光の神」、「暁(あかつき)の神」などと言われます。この太陽神の恩恵により、無知の暗闇を払拭するための知恵が開かれていくとされます。

ガーヤトリーマントラの具体的な文言

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オーム ブール ブヴァハ スヴァハ

タット サヴィトゥル ヴァレーンニャム

バルゴー デ-ヴァッスヤ ディーマヒ

ディーヨ ヨー ナッ プラチョーダヤート
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意味

おお母よ! 3つの時(過去・現在・未来)のすべて
3界(地上界、虚空界、天界)の全て
そして3つのグナ(純性・激性・浄性)に存在するお方よ
私はあなたに祈ります
輝ける太陽の光がすべての闇を追い払うように
どうか私の理智を照らし
私の無知を追い払って下さい
私はあなたに祈ります
私の理智を済ませ、輝かせ、啓発して下さい

これを1日3回、夜明け、正午、日没時に108回ずつ唱えることを「トリカーラ サンディーヤ」と言って、推奨されている唱え方です。

息継ぎのポイント

ガヤトリーマントラの場合、
初めの
「オーム」が第一の顔で、ここで一息吸います。

ール ヴァッ スヴァハ」が第二の顔、ここで一息吸います。

「タッ(ト)サヴィトゥル ヴァレーンニャム」が第三の顔、ここで一息吸います。

ルゴー デーヴァッスヤ ディーマヒ」が第四の顔、ここで一息すいます。

ィヨー ヨー ナッ プラチョーダヤー(ト)」が第五の顔です、ここで一息吸います。

※青太字の部分は「帯気音」といって息を強く吹き出しながら唱えます。

まとめ

効果の出方は人それぞれと言われいます。転職できたとか、臨時収入が入ってた、昔の恋人から突然連絡があった、新規事業がうまくいったなどの効果も聞いています。皆さんもまずは一日108回唱えてみてください。

ガーヤトリーマントラ 108 - Gayatri Mantra

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やり方でおすすめなのは、CDでもデジタル音源でも構わないのですが、それを流しながら一緒に唱えることです。108回唱えているものがありますので、それと一緒に唱えると回数を数えなくても大丈夫です。おすすめなのは片耳にイヤホンを使って、聴きながら合わせてやることです。発音、息継ぎ、音の強弱を合わせやすいので、おすすめです。